
潜在意識は“3歳の子ども”みたいな存在
「また三日坊主になっちゃった…」
「やる気はあるのに続かない」
そんなふうに、自分を責めた経験はありませんか?
実はそれ、あなたの意志が弱いからでも、性格がだらしないからでもありません。
その正体は“潜在意識”にあります。
潜在意識は現状を守ろうとする
潜在意識は、あなたの命を守るために働いている無意識の力です。
そして大きな特徴のひとつが「現状維持を好む」ということ。
新しい挑戦をしようとすると、潜在意識は「危険かもしれない」と判断し、あなたを元の状態に引き戻そうとします。
だからこそ、ダイエットや習慣づけが続かないのは、潜在意識があなたを守ろうとしているサインなんです。
3歳の子どものように扱う
潜在意識は、よく「3歳の子ども」と表現されます。
褒められると伸びるけれど、否定されたり責められたりすると縮こまってしまう。
たとえば、子どもに「転ばないで!」と言うと、かえって転んでしまうことがありますよね。
あるいは「お菓子を食べちゃダメ!」と言うと、ますます食べたくなったり。
潜在意識も同じで、否定形を理解できず「キーワード部分」だけを受け取ってしまうのです。
だから「失敗したくない」と考えると「失敗」を強調してしまい、
「遅刻しないように」と思うと「遅刻」に意識が向かってしまいます。
大切なのは、「安心して挑戦できる私」「余裕を持って到着している私」といった、
肯定的な言葉で潜在意識に伝えること。
そうすれば、潜在意識は自然とその方向へ動いてくれるのです。
潜在意識と仲良くなる方法
潜在意識と仲良くなるために、特別なことをする必要はありません。
ちょっとした習慣で大丈夫です。
- できたことを小さくても褒める
- 不安な気持ちに「そう感じてるんだね」と声をかけてあげる
- 「ありがとう」「ごめんね」と自分自身に言ってあげる
これらは、潜在意識に安心感を与えるシンプルな方法です。
繰り返すうちに、“根拠のない自信”が少しずつ育っていきます。

あなたに伝えたいこと
潜在意識は、あなたを妨害している存在ではなく、守ろうとしている存在です。
だからこそ戦う必要はなく、寄り添ってあげればいいんです。
自分を責めるのではなく、小さな一歩を褒めてあげること。
その積み重ねが、あなたの人生をやさしく変えていきます✨