“いい人”をやめたら、人間関係がぐっとラクになった話

「また断れなかった…」
帰り道、一人でため息をつくことが増えていました。

誘われたら断れない。
嫌なことでも笑って受け入れてしまう。
いつも「いい人」でいなきゃと思っていた私。

でも本当は、心の中でずっとモヤモヤしていたんです。

今振り返ると、そんな私が人間関係で苦しくなっていたのは、
「いい人」をがんばりすぎて、自分を見失っていたからでした。

思い切って “いい人” をやめてみたら、驚くほど心が軽くなって、
人との関わりがぐっとラクになったんです。

実は、「いい人」をやめるには、3つのポイントがあります。
私が少しずつラクになれたそのヒントを、今日はシェアしますね。

ポイント1 自分の気持ちに気づいてあげること

昔の私は、「相手がどう思うか」ばかりが気になって、
「自分がどうしたいか」に気づくことすらできませんでした。

でも、本音に気づくのって怖いんですよね。
「こんなこと思っちゃダメかな」って自分を責めたり。

でもあるとき、カウンセリングの中で言われたんです。
「その気持ちがあるだけで、ちゃんと意味があるよ」って。

それから少しずつ、心の声を聞いてあげるようになりました。
「ほんとは嫌だったな」って気づけるだけでも、心は少し軽くなります。

ポイント2 嫌なことは、少しずつ「断ってもいい」って思うことから

いい人でいようとすると、「嫌だな」と思うことでもつい引き受けてしまったり、「NO」と言えずに我慢してしまったりしますよね。

でも実は、「嫌だ」と感じることに気づくことが第一歩なんです。

たとえば、飲み会の誘い。「疲れてるけど、断ったら悪いかな」と思って行ってしまうこと、ありませんか?

そんなときは、まず心の中で「本当はどうしたい?」と自分に聞いてみてください。

「今日は休みたい」と思ったなら、それがあなたの本音です。

最初はドキドキするかもしれませんが、 「今日は予定があって行けないんだ、ごめんね」と一言伝えるだけでOK。

理由を細かく説明しなくてもいいし、「嫌なことを断る=冷たい人」ではありません。

少しずつ、「自分の気持ちを大切にしてもいいんだ」と思えるようになると、 心がラクになっていきます。

ポイント3 自分を責めないで、認めてあげる

「ちゃんとできなかった」「また我慢しちゃった」
そんなふうに、自分を責めてばかりいませんか?

私もそうでした。
でもあるとき、「それでも毎日ちゃんとがんばってる自分」に目を向けてみたんです。

それだけで、涙が出るくらいホッとしたのを覚えています。

自分を責めてしまうのは、優しい人の証。
でもね、そろそろ「自分にも優しくしていい」時期かもしれません。

小さな一歩が、人との距離をやさしく変えてくれた

私も以前は、「頼まれごとを断るなんて申し訳ない」と思っていて、どんなに無理してでも引き受けてしまっていました。

「どうして私ばっかり頑張ってるんだろう」って、ひとりで落ち込む日もありました。

あるとき、いつもなら引き受けてしまうような頼まれごとに対して、思い切って「今回はちょっと難しいです」と断ってみたんです。
すごくドキドキしました。
嫌われたらどうしよう、怒られたらどうしようって。

でも、意外にも相手はあっさり「大丈夫ですよ」と言ってくれて…。
拍子抜けしたような、ホッとしたような気持ちになりました。

そのとき初めて、「いい人じゃなくても、大丈夫なんだ」って、自分に少し許可を出せた気がしました。

それ以来、自分の気持ちを後回しにせず、無理のない距離感で人と関わるようにしたら、心がふっと軽くなったんです。

まとめ:3つのことを意識してみて

  • 自分の気持ちにちゃんと気づく
  • 無理なことは、ちゃんとNOと言う
  • できなかったときも、自分を責めずに寄り添う

この3つだけでも、少しずつ人との関係が変わってきます。
「がんばりすぎるいい人」をやめたとき、私はようやく“本当の自分”と出会えた気がしました。

もし今、モヤモヤしているなら。
それは、心からの「助けて」のサインかもしれません。

あなたが、あなたらしくいられる人間関係へ。
その一歩を応援しています🌱

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